赤岳鉱泉行者小屋

お知らせ

【拡散希望】体調不良者への付き添いについて 

August 30, 2026

近年、登山中に体調不良者が出た際、同じパーティーの方が体調不良者を山小屋まで連れてきた後、付き添いをせず、体調不良者だけを山小屋に置き去りにしてその後の行動を続けるケースが増えています。

 

山小屋は、登山者の安全を守るための避難・休憩場所の一つではありますが、医療機関ではありません。

 

山小屋に到着した時点では軽い症状に見えても、その後に体調が急変する可能性があり、山小屋スタッフが常に体調不良者に付き添い、看護や救護、搬送の判断まで行えるとは限りません。

 

また、赤岳鉱泉には山岳診療所が開設されており、必要に応じて医療的なサポートを受けられる体制が整っています。

 

しかし、山岳診療所や山小屋があるからといって、体調不良者への対応をすべて任せてしまうことは適切ではありません。

 

山岳診療所は登山者の安全を支える大切な医療体制の一つですが、同行しているパーティーの責任まで引き受けるものではありません。

 

「山小屋まで連れて行けば大丈夫」

 

「山岳診療所があるから任せればいい」

 

「山小屋のスタッフが見てくれるだろう」

 

という安易な判断を決してしないでください。

 

体調不良者が発生した場合は、原則として同じパーティーの方が付き添い、体調不良者と一緒に山小屋で待機、又は状況に応じて同行者と早期下山してください。

 

付き添いがあることで、体調の変化にも早く気付くことができ、必要に応じて山小屋スタッフや山岳診療所へ相談し、適切な対応につなげることができます。

 

もちろん、体調不良者に同行者が付き添って山小屋で待機することは問題ありません。

 

特にガイド、ツアーリーダー、パーティーリーダーの方には、自分と一緒に山を歩くクライアントや仲間の命と安全を守るという大きな責任があります。

 

山小屋や山岳診療所があることを「任せられる場所」と考えるのではなく、「安全を確保するために利用できる場所」と考えてください。

 

一緒に山を歩く仲間の命と安全を守るためにも、体調不良者を一人置き去りにすることのないよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

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